
レンズ雲

強風の時に現れやすい。上空の風が強い時に風が山にぶつかるなどして上下に波打つと、定常波がレンズ雲となって現る。時に二重のレンズ雲になることもある。
スカイパンチ

“雲にぽっかりと穴が開く” 自然現象。巻雲からの氷(氷晶)の落下や、飛行機の通過などの刺激で雲の一部の過冷却水滴を氷粒に変え落下してできる。
ケルビンヘルムホルツ不安定性の雲

密度が違う流体(液体や気体のこと)が接していて、それぞれの動く方向が違ったりお互いの速度が違うと境界面の「波」に起因する。
真珠母雲

高度20~30km付近の成層圏にできる特殊な雲。極や高緯度地方で冬によく見られる。非常に高高度にある雲のため、日没後も太陽の光を受けて輝く姿を見ることがある。雲を構成する雲粒の大きさが均一であることから鮮やかな色となる。
夜光雲

通常の雲が地上〜10km付近にできるのに対し、夜光雲は地上約75〜85 kmの中間圏界面付近にでき、日の出前や日没後に観測される気象現象である。
地球上で最も高い高度に発生する雲と言われる。日本で正式に観測されたのはごく最近。
スペースシャトルからの排気物起因でも発生するといわれている。